泌尿器科は外科系の診療科であり、手術で治療出来る疾患を取り扱ってきました。対象臓器は、腎臓、腎盂、尿管、膀胱、尿道などの泌尿器、前立腺、精嚢、精巣、精巣上体などの生殖器官そして副腎、上皮小体の内分泌器官です。
食生活の変化と高齢化社会のため、治療をする主な疾患は癌、結石、下部尿路通過障害を伴うものとなっています。手術は開放手術か内視鏡手術で行います。
尿路結石に対しては体外衝撃波結石破砕術か内視鏡手術を行い、開放手術は皆無となりました。
膀胱がんや前立腺肥大症などの大部分の症例も薬物療法や内視鏡手術で治療しており、膀胱がんに対してはなるべく膀胱を温存するように努力しています。
急増している前立腺がんに対してはPSA検査を行ない、がんの疑いのある場合は、前立腺生検を随時施行しています。
また、限局性の前立腺がん治療として、強度変調放射線治療(IMRT)を放射線科の協力のもとに施行しているのも当院の特徴です。
当科の平成22年の主な手術件数は体外衝撃波結石破砕術が67件、経尿道的膀胱腫瘍切除術が22件でした。
当科は日本泌尿器科学会と日本腎臓学会の研修指定病院の資格を取得しています。日常の診断と治療においては患者さんに目的と内容を十分に説明し、信頼を得、指導を行えるように、日々泌尿器科学を研鑽しています。 |